来年の手帳やカレンダーが店頭に並び始めました。みてみると、手帳は一週間が月曜日から始まるものが多く、カレンダーは日曜日から始まるものがほとんどです。いったい一週間の始まりは何曜日なのでしょうか。手帳評論家で、デジアナリストの舘神龍彦(たてがみたつひこ)さんに聞きました。
代表的な手帳の一つ「能率手帳」の一週間の記入欄はもともとは日曜日始まりでしたが、1989年から月曜日始まりに変わりました。理由は、日本社会に週休2日制が定着したことです。土日が続けて休みになったため、週間の欄の最後を土日にしたのです。いま市販されている手帳の週の表示は、月曜日始まりが中心です。手帳は人々のライフスタイルの変化にあわせて変わっていくので、この表記が望まれた結果だと考えています。
記事後半では、カレンダーが日曜始まりの理由や、最近の手帳事情、私たちの時間感覚の変化について語っています。
カレンダーはたしかに今も基…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル